おおぞらハウスはこんなところ
「おおぞらハウス」は、障がいをお持ちの方の「働きたい想い」を全力でサポートする就労支援施設です。
就労支援施設の多くは、「就労継続支援B型」「就労継続支援A型」「就労移行支援」のいずれかのサービスを単独でサポートしているケースが多いのですが、「おおぞらハウス」は3施設を移行できる多機能型施設であるうえに、「生活介護」まで網羅しているため、一人ひとりの目標やペースに合わせて支援することができます。
どんな人が利用するの?
「就労継続支援B型」「就労継続支援A型」「就労移行支援」は、65歳未満で障がいがあり、一般企業で働きたいと考えている方が利用できます。
「生活介護」は、18歳から65歳未満の方で、排泄や食事、入浴などの介護が必要な方、また相談や助言が必要な方が利用できます。
「おおぞらハウス」を始めたきっかけは?
きっかけは、障がい児をお預かり「わんぱくハウス」の初めての卒業生となった18歳の女の子の「私、わんぱくハウスで働きたい」という一言です。
大変悩みましたが、彼女の一言があったからこそ、障がい児が安心して通えて将来は就職の道が拓ける施設にしたいという想いが強くなりました。
職員会議や理事会で何度も話し合いを行い、彼女はいま「わんぱくハウス」の清掃員として働きながら、施設の子どもたちの希望となっています。
なぜ、多機能型施設にしたの?
例えば、「就労継続支援B型」では同じ施設内で袋詰めなどの作業を行いますが、日々の努力によりもっと複雑な作業が可能になったとしても、ステップアップをするには「就労継続支援A型」の施設に移らなければいけません。さらに一般就労を目指す場合は、次なるステップの「就労移行支援」に移ることが望ましいと考えられます。こうした一連の流れがすべて「おおぞらハウス」で実現できるため、多機能型施設にこだわりました。