「就労継続支援B型(以下B型)」「就労継続支援A型(以下A型)」「就労移行支援」の違いを教えて?

まず大きく、「B型」と「A型」は就労継続支援といって、一般企業への就職が困難な方に❝働く場❞を提供するサービスに対し、「就労移行支援」は、就職を希望する障がい者の方(65歳未満)を対象に、就職に必要な知識やスキル向上のためのサポートを行います。

「B型」と「A型」の違いを詳しく教えて?

「B型」と「A型」の共通点は、一般企業への就職が困難な障がい者の方に働く場を提供し、工賃を支払います。違いは、「B型」は雇用契約がなく作業に慣れるところからスタートしますが、「A型」は雇用契約を結んで就労に必要な訓練を積み、一般就労を目指します。このように作業内容や難度が異なるため、工賃は「B型」が月平均14,190円、「A型」は月平均68,691円となっています(※全国平均(平成24年度))。

「就労移行支援」では、どんなことをするの?

まずは、就職に関する将来の希望や不安などをお伺いし、スタッフと相談しながら就職に必要なスキルを身に付けるためのプログラムを実施します。プログラムの内容は一人ひとり異なり、職場見学や実習など必要に応じて丁寧にサポートします。

「生活介護」は、入浴サービスはありますか?

はい、あります。 (曜日やスケジュール、重度の方にも対応できるシステムなど、決まり次第追加)

見学は、できますか?

はい、できます。例えば、紙袋の制作や野菜の袋詰めなど作業をしている様子をはじめ、トイレ、お風呂などの施設、隣接する農作業用の畑など、スタッフがご案内いたします。

就労体験は、できますか?

はい、できます。環境や作業に慣れていただくためにも、まずは2週間の就労体験をおすすめします。「B型」と「A型」の作業内容が異なるため、それぞれ2週間ずつ体験することも可能です。ご本人の意思を確認し、よりスムーズに就労がスタートできるようサポートいたします。

送迎は、ありますか?

「B型」「A型」「生活介護」は、送迎があります。「就労移行支援」は、ご自身で通所していただくことが就職先への通勤の練習にもなりますので、送迎は行っておりません。